貧しさから売春行為をしてしまった初犯の女性に対して、中国政府は比較的寛大な処罰を与えることにしたようだ。上海の北に隣接する江蘇省で今後施行される条例では、貧困が原因でやむなく売春行為に至った女性は、他の売春婦よりも罰金、刑期などが緩和されることになった。上海日報によると、売春常習者は10~15日の身柄拘束、および罰金は5000元(約7万円)となっているのに対し、貧困が理由で売春してしまい、初犯である女性は身柄拘束5日間まで、罰金は500元(約7千円)以下となっている。中国では今年2月、売春や麻薬密売などが行われる可能性があるとして、カラオケ店やディスコに監視カメラを設置することを経営者に義務付ける条例が施行されたばかりだ。1949年に共産党が政権の座に就いて以来、中国では事実上売春は全て払拭されたが、西側諸国のポルノグラフィーなどの影響が最近30年間における改革の結果として生じ、再び売春行為が行われるようになっている。