厳格な親のほうがそうでない親よりも、6歳になるまでに子どもを肥満させてしまうことが多い。その原因は、幼い子どもがストレスへの反応として食べすぎる傾向があるからとみられる。ボストン大学薬学部の研究結果だ。子育てにおける親の姿勢と子どもの肥満についての調査報告書が、米小児科医学会の学会誌『小児科学』6月号で発表された。自制心と子どもの意見を尊重したうえで責任の所在をはっきりさせる「信頼できる」親の子どもには、体重に問題が発生しにくいこともわかった。寛大でしつけが厳しくない両親を持つ子どももしばしば太りすぎてしまうが、厳しいだけの親の子どもほどではないという。また、無関心な親に育てられた子どもが体重に問題を抱えるケースは、甘い親に育てられた子どもと同じ程度だったそうだ。